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【レース報告】UCI グランフォンド世界選手権2022

9/15(木)から9/18(日)にイタリアのトレントにて開催された「UCI GRANFONDO WORLD CHAMPIONSHIPS - TRENTO 2022に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場しました。

左側:坊紳(総合社会学部4回生)
左側:坊紳(総合社会学部4回生)

【結果】

  • 9/15(木) TIME TRIAL MEN 19-34(Trento – Trento:19.6km)
    • 坊 紳(総合社会学部4回生) No.1146:39位
  • 9/18(日) GRANFONDO MEN 19-34(Trento – Trento:143.8km)
    • 坊 紳(総合社会学部4回生) No.213:111位

以下、レースレポートです。


  • 坊紳(総合社会学部4回生)

UCI GRANFONDO WORLD CHAMPIONSHIPS TRENTO 2022🇮🇹

9/15(木) TT MEN 19-34(19.6km) 

 

午後から雨予報だったが雲もほとんど無いぐらい晴天。南風が強いので最初の10キロはしんどそう。

ニセコTTは13キロ300w台後半で踏めていたので、更にパワーアップした今なら20キロでもニセコの時ぐらい踏めると思っていた。

さすが世界選手権、スタート場所からなにからガチの設備。スタート前にもモーターがフレームに入ってないかセンサーでチェックを受ける。

16時頃にTTの台からスタート。

スタート時の感触もそんなに悪くなく30秒前にスタートした選手を序盤で詰める。

しかし、5キロ〜10キロ地点での風が強すぎて少し失速。前の選手も失速していたが、少しずつ離されていく。後ろからバケモンみたいなモンスターにぶち抜かれ心が折れかけるがなんとか垂れずに10キロ地点を通過。そこからは前半の遅れを取り戻す為最大限努力して思っていたより良いペースでゴールまで辿り着くことが出来た。

 

 今回の結果は39位

微妙だぁ…

これまでは TTが好きだから乗っていただけで何も考えていなかった。もっとTTに特化したポジション、乗り方やペダリングを考えないとこれ以上上には行けないと感じた。

とりあえずヴィンセントさんの所に行くしかっ!!

ヨノツさんと約30秒差

ヨノツさんの背中を見て約半年

美山TT、ニセコTT、鈴鹿TTどれも20秒~30秒差で負ける。

そして今回のGFWC TTも約30秒差

20キロの中の30秒は少ないようでとても大きい実力の差です。

 

これからもしばらくはヨノツさんの背中に引っ張られながらコツコツと差を縮めて、いつかは前走れるように頑張ります🥺

UCI GRANFONDO WORLD CHAMPIONSHIPS - TRENTO 2022🇮🇹

9/18(日) GF(ロード) MEN 19-34(143.8km)

 

朝から気温は6度🥶

しかし、10時からスタートなので太陽も照ってきて意外と大丈夫そう!

一応ホットクリームを塗ってレース参戦。

スタート前トラブルがあり最後尾スタート。

スタートして5キロほど平坦が続くのでそこで前に出ようと考えていたが、最初の平坦からスピードが速すぎて、結局1600メートルアップの登りに差し掛かるまでに真ん中ぐらいまでしか上がれなかった。

登りは5倍以上で常に踏み続づける。最初は5倍以上で良かったが、中盤から先頭集団は何倍で踏んでるねんとツッコみたくなるぐらいで登っていく。自分は第二2集団で5倍前後で耐えながら1200メートルまで耐えていたがついに千切れてしまい1600メートル登り切るまでに先頭と8分差つけられてしまう。1600メートルの山の頂上は凍てつくような寒さでくだりも90キロ以上出るコースなので目が風圧と寒さで痛かった。くだりと平坦、数分の山を数カ所クリアして1500アップの登りに突入する。その時点で300wちょいの維持が限界で番手を落としながら1500mアップをクリアする。そこからまた長いくだりをくだるが2人で回しながらくだったので脚をあまり休めることが出来ずラストのアップダウン区間に入り後から来た大きい集団に吸収され、最後の登りでその集団からもドロップしてしまう。ゴール前のラストのくだりで一緒走ったルーマニアの方にスプリントで勝利。はじめての海外のレースでトップ選手と走ることが出来てとても良い経験になった。また、3900mupのレース、1回で1600m登る山を2回などはじめての経験がとても多かった。自分がどこまで通用するかよく分かったレースだった。今後のレースに活かしていきたい。