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【レース報告】全日本学生RCS最終戦 第16回 明治神宮外苑大学クリテリウム

2/27(日)に東京都明治神宮外苑周回コースにて開催された「東日本大震災復興支援 第9回寛仁親王記念ワールドグランプリ国際自転車競技大会ロードレースラウンド 2021年度全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ最終戦 第16回 明治神宮外苑大学クリテリウム」に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場しました。

 

【結果】

  • 頓宮康生(工学部2回生):クラス3B(1.5km×4Laps=6.0km):DNF
  • 尾田悠空(工学部2回生):クラス3C(1.5km×4Laps=6.0km):DNF
  • 木原与志寛(工学部4回生):クラス1 大学対抗(1.5km×20laps=30.0km):DNF
  • 髙倉正善(理工学部3回生):クラス1 大学対抗(1.5km×20laps=30.0km):DNF

以下、レースレポートです。


  • 頓宮康生(工学部2回生)

今回のレースは距離が6kmのクリテリウムという事もあってペースが上がるものなんとか上手く足を使わないようにしていけば大丈夫だろうと予想していた。

アップは10分間自分の少しきついペースから徐々に負荷をかけていくようにした。心拍を一気に上げるようなアップはせずに出走。位置どりがかなり大事だと白馬クリテリウムで学んだので早めに並んで最前列でスタート。ここで大きなミス、クリートを上手くはめることが出来ず後ろに降板。焦りつつも広い道で足を使って前に上がるしかないと思ったがなかなか前に上がることができない。そのままコーナーの立ち上がりで番手を下げてしまい集団から遅れをとってしまい4.5km地点で足切りとなってしまった。

情け無いレースをしてしまった。明治神宮クリテリウムは東京都内で開催されていて華のあるレースだった。ここに来年もう一度も戻ってきて納得いくレースがしたいと強く思わさせられた。

反省点としてはコーナーの立ち上がりでのインターバル能力の低さ、足がコーナーの立ち上がりでキツくなる感じを強く感じた。

 

  • 尾田悠空(工学部2回生)

レースレポート

「明治神宮外苑大学クリテリウム」(2月27日)

グループ3 C組(1.5km×4周=6km) 結果DNF 3Lap

 

 2回目の学連レースは自分にとって初めてのクリテリウムだった。今回は中国サイクルグランプリで恐怖心ゆえに出来なかった、初めから前に出ることを目標とした。スタート直後は順調にポジションを上げていくことができたが180°カーブで前の選手が落車し、それを躱すために大きく遅れをとってしまい、その後も集団に復帰することができなかった。

 本大会で得られた反省点として、コーナリング後の立ち上がりのスピード不足が目立ったと思う。これに関しては今後瞬発的なトレーニングを取り入れていきたいと思っている。また、結果としてDNFではあるものの集団走行に慣れつつあるなと感じられたレースでもあった。

 

  • 木原与志寛(工学部4回生)

2021 JICF RCS最終戦 第16回明治神宮外苑大学クリテリウム

・グループ1(1.5km×20周=30.0km)

学連最後のレース。近畿大学として最後のレースとなった。今年に入ってから卒論や卒業に向けての諸々でかなり多忙で、なかなかまとまった練習ができていない中、通学を利用して毎日乗るという最低限のタスクは実行できていた。メンバーもJプロツアー参戦選手が多くいるため、かなりのハイスピードが予想された。なるべく前で展開し、レース感を取り戻すべくスタートへ。スタートはマスドスタートで1コーナーへのダッシュはまるでシクロクロスのよう。そこそこ悪くない位置で回れた。しかし、ここのあたりにいれば落車に巻き込まれないだろうと思っていた位置にいたものの、毎回自分の前で発生し、中切れされてしまう。また、最終コーナーへのアプローチがかなり狭い道幅で一列のままヘアピン→向かい風のホームストレートという感じで、体重とパワーのない自分は踏み負けてしまった。前で落車→中切れ→何とか追いつく→前で落車orコーナーという負のループに陥ってしまってオールアウトしてしまい、DNFとなった。

原因としては思っていたよりも落車が起きないセーフティーゾーンがもう少し前だったという位置取りのミス、そして純粋に高強度インターバル能力が足りなかったところが大きいと思う。このレースでレース感を少し取り戻せたので、西日本チャレンジサイクルロードレース、そして富士クリテリウムとこれから続く連戦で調子を上げていき、Jプロツアー開幕につなげていきたいと思う。大学最後のレースとしては残念な結果だったが、最後チームとして遠征できたのはよかった。ありがとうございました。

 

  • 髙倉正善(理工学部3回生)

明治神宮外苑クリテリウム グループ1

距離1.5km×20=30km

 

コースは全体的に緩やかで広いコーナーが多いものの2箇所180度ターンがあり、そのうちひとつはかなり道幅も狭く鋭角なレイアウト。

間違いなく前方に居ないとレースに参加できないようなコース。

スタートラインに整列し、号砲の瞬間から飛ぶように一斉スタート。

1つ目の180度コーナーまでに前へ前へと意識はしていたものの全選手がそう考えて走っているため簡単にポジションを上げられない。

そして落車もあり凄まじいインターバル。

チームメイトの木原くんの背中を目印に走るものの、2度目の180度コーナー通過時にまたしても目の前で落車。完全にストップしてしまい、集団から少し離れた状態に。

単独走になり高速で展開していく集団に追いつく暇もなく、じりじり離れるだけ。

落ちてくる数名の選手と数周脚並みを揃えるもやはり追いつくことはできず、5、6周あたりで足切り。

反省点としては自分の脚が無いことはもちろんのこと、スタート時点から前方展開をしなかったツケが落車や強烈なインターバルとなって帰ってきた。

足切り人数が多いレースやハイレベルなレースはいつものような『前半は脚を温存して後半上がっていけばいい』という甘い考えは捨て、最初から脚を削ってでも前方展開をしないといけないと痛感した。これを学びとし、危機感をもって開幕レースに臨みたい。

 


コロナ禍においても安全安心な大会を継続的に開催・運営いただいているオーガナイザー及びコミッセールの皆様に感謝申し上げます。素晴らしいコースで素晴らしい大会を開催していただき、ありがとうございました。

 

本大会にて2021年度体制の本選手会の活動も終了となります。

これからは新体制で、JICF及びJBCFをはじめとする国内の自転車競技大会に参戦していきます。

これからも近畿大学自転車競技選手会をよろしくお願いいたします。