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【レース報告】第56回 JBCF 東日本ロードクラシック 修善寺大会

6/18(土)及び6/19(日)に静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンターにて開催された「第56回 JBCF 東日本ロードクラシック 修善寺大会」に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場します。

峯俊 友哉(法学部4回生) ※3位表彰台上
峯俊 友哉(法学部4回生) ※3位表彰台上

【結果】

  • 坊 紳(総合社会学部4回生) ※ SNIFF・OUTDOORLIFE Racingとして出場
    • DAY-1:JET E3(5.0km×7laps=35.0km):3位 ※E2昇格権利獲得
    • DAY-2:JET E3(5.0km×7laps=35.0km):3位

以下、レースレポートです。


  • 坊紳(総合社会学部4回生)
坊紳(総合社会学部4回生) Photo by yuki_asato
坊紳(総合社会学部4回生) Photo by yuki_asato

JBCF東日本ロードクラシック 修繕寺大会E3

 

【day1】

1日目は午前中は曇り路面はドライ、朝から霧がすごく湿度が非常に高い。受付は7時から出走は8時15分ととてもタイトなスケジュールで準備やトイレなど行っているとアップも満足に出来ない慌ただしい日だった。こういう時にチームアテンダント、サポートを行ってくれるチームメイトには頭が上がらない🙇‍♂️

7時40分ごろには試走開始してコースや路面状況を把握する。今回のコースは3分と5分の登りがメインで、問題は下りの深いコーナーが多数。YouTubeで事前に確認はしていたが結構なコーナーだったので焦る。コース的には3分の登り5分の登りをクリアさえすれば下る間に心拍と脚が一旦リセットされるので我慢勝負。自分は最近登れるマンになってきているので自信があったし、先週のニセコで先頭集団から千切れる悔しさ、虚しさを実感した為何としても先頭集団から千切れることはしたくない。

5キロ7周回なので、3分走と5分走を7セット行うと、脳内で単純化させれば少し気が楽になる。バイクチェックも行いスタート位置に並ぶ。1日目は後方からのスタートとなった。

レーススタート。今回はローリングではなくシンプルなクリートキャッチしてのスタート。先頭は序盤から凄いスピードでレースをスタートさせる。後続もそれに続き後ろであれば後ろである程インターバルがかかり序盤から心拍爆上がりのきつい展開に。(後でYouTubeのライブ配信を見ていると序盤の爆上げで千切れている人が多数いた。)

下に入りテクニカルな下でビビり数名の選手に抜かされ、挙句の果てには少し集団から離される。でも焦らない。下りが終わり登り返しの部分でパンチ力を使い一気に先頭集団まで復活するという変態プレーをかます。このコースは体重が重たい人は上位に絡むことが難しいとされているが、逆に言えば最後まで先頭集団に残ることができたなら下ではスピードが出るのでパンチ力を利用して上位を狙える可能性もあるし、パンチ力を利用しやすいコースでもあると思った。ピンチをチャンスに変えるとはこの事。登りが死にそうなぐらいしんどくてもくだりでリセットされると信じて14回ある3分、5分の山を登る。そんなテクニカルなくだりで少し離されるが登りを何とかついていくというドMプレーを残り2周まで続けた。最後の2周はくだりをしっかり攻める事ができないと勝利はないと思い、腹をくくってテクニカルなくだりをしっかり攻める事ができた。やればできるやん✨そうすると他の選手より先に登りを登り始める事が出来るので確かに楽だった。ラスト一周の後半の登りでマークしていたU19の町田選手の逃げに乗る事ができた。登り切る頃には15秒〜20秒差ほどの3人の逃げになっていた。登りは町田選手率いるU19の2人にずっとひいてもらっていた事もあり、ラストのくだりは自分が体重もあるし登り返しでパンチ力を十分に発揮しとうと思った時に前に誰もいない方が良いと考え前に出ようと。出来るだけエアロポジションをくだりで取り脚を溜める。ノーブレーキでコーナーを曲がり思いっきりパンチ力を使うい後続集団を更に離すが、2人には敵わず3位でゴール。念願の昇格を手にする事ができた。まだまだこの昇格は通過点であり自分の目指す先はもっとハードルが高い所。表彰台に立てたし表彰状ももらう事が出来たが、ここまで行けるなら1位を取りたかった。反省点が多く見つかったのでもう一度気を引きしてめて練習、レースに取り組みたい。

 

【day2】

前日の昼から夜中にかけて降った雨で7時30分の思想の時点では路面は予想以上のウエット。天気は晴れているのでおそらく乾くのは時間の問題である。湿度も高く8時のスタートまでには路面は乾かずレースがスタート。少し気が生い茂っている下の路面は藻が生えていたりヘビーウエットな所もあり結構怖い😅😅

またしても前日と同様苦手な下で離される。前日のラスト2周の綺麗な走りはどこに行ったのか…笑

案の定路面が濡れていることもあり目の前で落車して飛んでいく選手がちらほら。半分を過ぎた頃、太陽が地面が直接地面に当たる所はドライになってきて攻める事ができる状態に。今日も前日同じようなドMプレーの展開でレースが進んでいく。

ラスト1周の最後の登りでは何とか先頭集団中程でくだりに入る事ができた。くだりきって登り返しに入る所で2名の選手が7秒ほど先行しており少し焦る。

登り始めで先頭集団からはやがけをして集団を引き離す。先頭の2名を刺すことが出来ずに3位ゴール。今日もお得意のパンチ力を存分に使うことが出来たのが3位になれた理由だと思う。

今日は前半は路面がウエット状態でタイムが少し落ちると思っていたがほとんど変わらなかった。E2とE3のラップタイムを見ていたがそんなに変わっていなかったのでE3でもレベルがとても高いと思った。

今回の2daysのレースでは1位を取る事が出来ずに悔しい思いをしたが、2日間3位ということでまぐれの表彰台ではなくE2にふさわしい1人の選手ということを証明できたと思う。E2でも活躍して早くE1に上がりたいと思う。