· 

【レース報告】中国サイクルグランプリ2021

10/10(日)に広島県中央森林公園サイクリングコースにて開催された「中国サイクルグランプリ2021」に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場しました。

 

【結果】

 

  • 尾田悠空(工学部2回生):エリート(12.3km×7周=86.1km)※近畿大学として出場:DNF
  • 木原与志寛(工学部4回生):エリート(12.3km×7周=86.1km)※eNShare Racing Teamとして出場:9位

以下、レースレポートです。


  • 尾田悠空(工学部2回生)

レースレポート

「中国サイクルグランプリ2021」(10月10日)

エリート(12.3km×7週=86.1km) 結果:DNF 4Lap 1:26:40

 

 約2年半ぶりのレースは結果から言うとあまりいい成績ではなかった。初めてエリートカテゴリーに参加したが、最初からペースが速く一周する前の上り坂で集団から離れてしまった。加えて久しぶりのレースで恐怖心があり、常に最後尾付近にいたので体力をかなり消費してしまった。集団から離れた後は最後まで諦めず一周でも多く走ろうという気持ちで走ることが出来た。今回のレースの反省をこれからの練習に活かせるようにしていきたい。

  • 木原与志寛(工学部4回生)

中国サイクルグランプリ2021

・エリート(12.3km×7周=86.1km)

群馬連戦から2週間が過ぎ、久々の地元レース。緊急事態宣言明けの久々の一般レースとなったことで、様々な場所から有力選手が集まりハイレベルなレースが予想された。

今までに経験したことのなかった短期間での長距離レースの連戦の疲労が想像以上に堆積しており、群馬から帰ってきてから身体のあちこちがいたかった。これはまずいと思い、先週は火曜日から木曜日の3日間全く乗らずに、土曜日に100km練習してからの変則的な調整で臨んだ。

 

レース展開は序盤からハイペースで進む。1周目の三段坂から前に飛び出た選手についていくも後ろの様子を見て戻ろうとした。そのタイミングで全体がペースアップし10人ほどの集団に。これでフィニッシュまで行くかなと思うくらいみんな踏んでいたが2周目に後ろがすぐおいついてきた。散発的なアタックがあるもののそこまで強力なものはなし。前で踏んだと思ったらすぐ変わる、といったのが多くて変にペースがしんどかった。3周目くらいから今回の優勝候補の一人であるHHCの斎藤さんが単独で逃げる展開に。ペースをコントロールしてしばらく脚を使わせようという雰囲気になる。しかし、途中で2人くらいが追走にでて追いついてしまったのでそのまま集団もペースアップし吸収した。この時点あたりから足が全体的につりそうになる。必死にごまかしながら走るも6周目の前半にはところどころ攣りはじめてたので集団の後ろで隠れて伸ばしながらペースアップに備える。しかし、展望台でペースアップしたときに千切れてしまい一人旅に。そのまま1周走ってフィニッシュ。9位だった。

 

JPTのレースと違い、人数が少ないので自脚が試されるレースだった。わりと前半は積極的に前を引いたり動いていたりしたが後半からつりそうになってからは全く動けなかった。水分量は個人ロードでつりそうになった反省から積極的に摂取していたはずだが、想像以上の暑さだったため足りなかったのもあるかもしれない。あとは2週間ロクに乗れなかったのもあって高強度が結構きつかった。ただ、身体はようやく動いてきた感じがあるので、この一週間追い込んで全日本に備えたいと思う。

 

今日は久々に色々な人とお会いできてお話ができたのでとても楽しかったです。また、難しい時期にもかかわらず最高の運営をしていただいた広島県自転車競技連盟の皆様、応援していただいた皆様、参加された選手の皆様、そしてサポートしていただいた皆様、本当にありがとうございました!