· 

【レース報告】第36回 全日本学生選手権個人ロードレース大会

9/19(日)に群馬県みなかみ町群馬サイクルスポーツセンターにて開催された「第36回 全日本学生選手権個人ロードレース大会」に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場しました。

【結果】

  • 木原与志寛(工学部4回生):個人ロードレース 男子(6.0km×25周=150.0km):19位

以下、木原のレースレポートです。


  • 木原与志寛(工学部4回生)

第36回 全日本学生選手権個人ロードレース大会

・個人ロードレース男子(6.0km×25周=150.0km)

最後の学連ロードレース。暑くもなく寒くもなく、絶好のレース日和となった。インカレとはちがい、着実に完走を狙いつつ、10着以内にはいって入賞するという目標でスタートラインへ。

序盤からスローペースで始まり、逃げができそうになるとバッとペースが上がり捕まえると緩むという繰り返し。残り19周回でようやく逃げが決まり、少しずつタイムギャップが発生するも、集団を組織立ってけん引するチームはなく様子見状態に。おかげで前半はほぼ脚を使わずに済んだ。しかし、レースが残り50kmくらいになるころで両脚両太ももが攣りそうな感じが出てくる。必死に水を飲み、足に水をかけて耐えようとするが、運悪くそのタイミングで集団が活性化。逃げを吸収してしまう。そのすぐ後に勝ち逃げが発生。頭も上半身も元気なのに脚が動かず反応できなかった。その後の追走にも反応できず。最後のほうになって脚も回復してきたが、もう手遅れ。最後、一人の選手が集団から飛び出したのでくっついていったが、後ろとの差があまり開かなかったのでさっさと戻り、最後のスプリントへ備える。心臓破りを耐えて、スプリントへ。スプリント力がないのでとにかくイン側から入るのを考えてゴールになだれ込み、最後の最後で追走集団に追いつく形でフィニッシュ。イン側にいたおかげで最後何人か抜くことができた。

イメージ通り、最後の勝ち逃げができるまで落ち着いて入れたが、足がついてきてくれなかった。自分では水分をしっかりとっていたつもりでも量が足りず、つりかけてしまったのだろうと感じる。入賞できなかったのは残念だったが、全国大会の成績としては自己ベストだった。

学連のロードレースは入賞できなかったが、今後も続くJプロツアーや学連のヒルクライム、クリテリウムなどで成績が収められるよう今後も楽しんで自転車に乗りたい。


入賞とはなりませんでしたが、近畿大学としても個人としても過去最高の成績を収めることができました。

インカレに引き続き、厳しい社会状況にも関わらず、大会を開催していただいた主催者の皆様、日ごろから応援していただいているたくさんの方々、そして大会を支えていただいたすべての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。