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【レース報告】全日本学生RCS オープン戦 草津ナイトレース

6/19(土)に滋賀県草津市鳥丸半島周回コースにて開催された「全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ オープン戦 草津ナイトレース」に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場しました。

 

【結果】

  • 峯俊友哉(4回生):2組目(1.3km×12周=15.6km):12位
  • 髙倉正善(3回生):1組目(1.3km×12周=15.6km):4位 ※クラス2昇格
Photo by yusuke ogawa
Photo by yusuke ogawa

以下、各選手のレースレポートです。


  • 峯俊友哉(4回生)

100名近くの出走で半分に分けた50名のグループで走り出しました。僕は二組だったので一組目のレースをちょっとだけ様子見できました。

 

当日の明朝から雨が降り続けており、レース時には止んでいましたが、路面がハードウェットで滑りやすそうやなって思っていたら一組目はかなり落車が多かったらしいです。

 

ので、それを踏まえて出来るだけ前の方に位置取って落車は回避しながら5番手ぐらいで最終コーナー前のストレートに突っ込んで45秒全力で踏み切る算段でレースプラン立てました。

 

結果としてはラスト2周までは戦闘集団にいたんですが、最終週のジャンがなる頃には先頭の後方で集団が縦伸びに対応できず90秒くらい全開で踏み切りましたが届かず10位でフィニッシュです。

  • 髙倉正善(3回生)

学連 草津ナイトレース!

 

・学連デビュー!

 

・インカレ出場を決める大切な試合

 

・全選手の中で上位10%に入れば昇格→インカレ出場権獲得!

 

出走は52名!つまり5位以内に絶対入らないとインカレの夢は散る!

雨の中、1周1.3kmのコースを12周するこのレースがついにスタート!!!!🔥

事実上の開幕戦となるこのレース、

上位4〜5名は確実にクラス1相当の選手がいるはずやし、これが初レースみたいなやつもおるはず!

上と下の実力差がすごい!w

 

路面はウエット前を走る選手や真横の選手が落車して2回ほど巻き込まれかけた。

その度にコーナーでもない場所でインターバルをかけられる!!

斜行しながら肩があたるほど寄ってくる選手も結構居て、その度に押し返してあげたり。

とにかく熱くならず冷静に。大人に。

 

中盤を超えキツそうな選手も増える中、自分としては楽々という感じ。

しっかし同じように上位5〜6人の選手もきっと余裕。レースってそんなもん!(無情)

本当に強いやつはみんな脚溜めてるだけで、

勝負はまだ先。

 

そのまま何度もウェットコーナーを抜け、短い登りも卒なくクリアし、

50人くらい居た集団は半分くらい?になりながら、残りいよいよ3周。(残り4kmほど)

 

ゴールが近づきで集団はペースアップするも、

E1のレースとかに比べるとさすがに楽でスルスルっと前に上がれる!(革命)

→ラスト1周。

ゴール前の急坂を3番手あたりでかけあがる。

頭の中では5位以内に入ることだけを意識。

リスクを取って優勝を目指すようなことはあえてしない。

針の穴に糸を通すような緊張感。

前に出過ぎず、後ろに下がりすぎず、

どんな展開になっても着をとれるよう、

前方4番手キープ。

 

後にはどれ位の選手がいて自分はどこにいれば、被せられないか、抜かされないか。

コーナーの度に考えつつ位置キープ。

最終コーナー手前、前方3名が少し緩んだ!

このタイミングで思い切って飛び出すか!本当に迷った!!!!が我慢。

そこから一気に1位に飛び出して、200mほどフルもがきすれば勝っていたのかもしれん。

もし反省点があるとするなら、ここ。

でも、その時の自分にはリスクを取らないのがインカレへの最善の策だと思った。

 

結果的にその前の3人がそのままゴールに突っ込み表彰台、自分は4位!!

喜ぶでもなく、うなずいてゴールした。

インカレへの100点満点の戦略。

どこかかっこ悪いけど、変なリスクを取ってインカレを逃すのは本末転倒。これでよし!

次の学連レースは長野県。その白馬クリテでは正真正銘、優勝目指します!