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【レース報告】第1回JBCF播磨中央公園クリテリウム

3/13(土)及び3/14(日)に兵庫県立播磨中央公園 特設周回コースにて開催された「第1回JBCF播磨中央公園クリテリウム」に近畿大学自転車競技選手会所属選手が出場しました。

 

【結果】

  • 3/13(土) Day1
    • 木原与志寛(工学部3回生):P1-1(3.0km×20周=60.0km)※eNShare Racing Teamとして出場:DNF
    • 髙倉正善(理工学部3回生):E2(3.0km×13周=39km)※Team UKYO Reveとして出場:2位※E1昇格
    • 木原与志寛(工学部3回生):P1-2(3.0km×15周=45.0km)※eNShare Racing Teamとして出場:22位

 

  • 3/14(日) Day2
    • 峯俊 友哉(法学部3回生):E3(3.0km×12周=36km)※Lots cyclingとして出場:16位

以下、各選手のレースレポートです。


  • 髙倉正善(理工学部3回生)

JBCF開幕戦 播磨中央公園クリテリウム

 

年明けから腰や膝の怪我で調子が上げられないままやって来てしまった開幕戦。

投げやりで、どんな選手が何名出ているなんてのも一切確認せず、集合時間と距離だけ見てスタート。

序盤からアタックが頻発し、結局3名の強烈な逃げが決まる。

一方投げやりな自分は追走にも加わらず、他人任せな走り。

が、そんなことをしているせいか、差はどんどん開き、最大40秒差まで広げられる。

『脚を使って追うしかないか…』

ということで上手く回っていない集団の先頭5名くらいに声をかけつつ本気で追う。

特に下りでペースが遅すぎたのでしっかりと踏んで下り、必死で登る登る。

そんなこんなで一気に差を詰め逃げを潰すことに成功し、レースはまた1つの集団で進む。

が、既に脚が限界である。(大きすぎる代償)

気合いでゴリ押ししつつ残り3周、2周、、と耐えてついにラストラップ。

逃げ切りを狙う選手の登りアタックが頻発。しかし絶対に逃がさない。

最後の下りまで入って集団ゴールスプリントに持ち込みたい自分。

残り1km弱、スプリントに持ち込みたい自分を裏切るかのようにミルキーウェイの選手が単騎で下り超強烈なアタック。

それが強烈すぎて1000Wオーバーも踏んでもつききれず、先頭はミルキーウェイの選手、2番手が自分、少し離れて集団、という形に。そしてそのまま2位でゴール。

勝った選手のアタックが脳裏に焼き付くくらい強烈でそればっかり頭に浮かんでいたが、

よく考えたら開幕戦からE1一発昇格なのでまずは合格点。

『髙倉くんならすぐE1いけるよ』と周りの強い先輩方から有難いプレッシャーをかけてもらっていたので応えられて嬉しい。

JエリートツアーはもちろんE1が花形なので

その舞台で踏み切れる選手になれるよう努力します。

  • 峯俊 友哉(法学部3回生)

初戦は一周3キロ獲得標高約40mを12周回の36キロです。

序盤の約1分の登り、砂の浮いてるS字下り、一列に伸びる高速下りと自転車スキルが必要なコースで、トライアスロン出身者は要練習のコースでした。

 

登りは300W下回らんしアタックかかったら5〜600踏まんとちぎられるしでめちゃめちゃしんどかったです。

その登りのしんどい場面と折り返しの立ち上がりで応援してくれて何回も助けられました、ありがとうございます。

 

下りは前週のエンデューロで苦手だとわかってたので割り切って登り返し、立ち上がりで踏み増ししてなんとか対処しきれました。

 

最終周の最後の高速下りで10番手ぐらいで軽い登り返しで1〜5番手ぐらいに上がる算段が、上手いこと進路ブロックされ減速、追いつくので脚を使い切り集団最後尾16位でフィニッシュとなりました。

 

本気で勝ちに来ている人ばかりの自転車レースは初めての経験で出走前はめちゃくちゃ緊張してましたが、走ってるとシルベストの方の応援やチームメイト、練習仲間の頑張り見てると粘り強く走れて満足のいくレースとなりました。

次は勝ちたいと強く思えるレースになったので次の舞洲TT,クリテリウムで戦えるよう練習していきたいです。

  • 木原与志寛(工学部3回生)
Photo by Shizu FURUSAKA
Photo by Shizu FURUSAKA

JBCF 播磨中央公園クリテリウム

・P1-1(3km×20周)60km

初Jプロツアー。正直自分のレベルがJプロツアーに通用するかどうかもわからなかったので、ほぼ緊張はなかった。

スタート後、最初の登りの左側で落車、みんな血気盛んで結構怖い。そのあとのカーブの続くコーナーで集団落車がありストップ。巻き込まれはしなかったが、復帰に足を使いオールアウト。そのままちぎれてDNF。

はじめての環境ということもあり、現地到着後あわててしまって自分にとっての十分なアップができなかったこともあると思う。ただ、結局は単純に脚がなかった。

 

・P1-2(3km×15周)45km

前回の反省を踏まえて早くからアップ。しっかり集中してスタート。前レースよりも距離は短いがそんなにペースは速くない。逃げが形成され、マトリックスが集団をコントロールする。1分以上開くが、12周目でペースが上がり、上りで遅れる選手が出てくるのでパスしながら上にあがっていく。何回か集団が中切れし、終盤はかなり高速で、気づけばかなり集団が絞られていた。そのままスプリントになり、埋もれてしまい終了。

22位という結果は、自分にとって初のJプロツアーとしては満足できる結果だった。昔からコツコツと積み重ねながら走ってきたので、しっかりと経験を積んでより良い成績を残していきたい。